40以上500万以下の旅

40平米以上で500万円以下の住宅とその周辺を訪ねる旅の記録です。

船橋グリーンハイツから金杉台団地へ1

今回は船橋駅から船橋グリーンハイツ行きに乗り船橋グリーンハイツを訪ね、その後に金杉台団地へ行ってみた。

船橋グリーンハイツ、金杉台団地、船橋二和グリーンハイツは相互に1km程度の距離を保ちつつそれぞれ似たような規模の団地を形成している。本来なら3団地を一遍に訪ねたかったのだがそうも行かず、結局、二和グリーンハイツは後日訪問となった。

船橋駅からは船橋新京成バスを利用した。

元々は船橋バスという大成建設系のバス会社によって運行されていた路線だが、団地建設当初よりの希望通り今は新京成バスの手により運行されている。

グリーンハイツバス停

船橋グリーンハイツへは船橋駅東船橋駅からバスが出ている。

と書くと2系統利用可能であるかのように見えるが船橋ゆきのバスは東船橋経由だし、東船橋行きと船橋行きは経路が一緒なので、船橋線の途中止まり便が東船橋行きと考えて差し支えない。

東船橋駅緩行線しか停らないが日中でも5分間隔で電車が来るし、並行する道路は(というより船橋市内全体が)渋滞が常態化しているのでこの駅で電車に乗り換えた方がバスを乗り通すよりはるかに早く船橋に着く事が出来、かつバスの運用上も都合がいいのである。

バス通りから道路

グリーンハイツのバス通りは末端が行き止まりになっている。

本来なら高根公団方面へ伸びる道路の一部となるのだが、団地を造成して以降、全く進展がない。近年になって市の道路プランの見直しで計画廃止候補に挙がり、地域選出の議員が「納得いかない」とブログに書いていたのを思い出す。完成したら高根公団駅までは徒歩15分程で結ばれる筈なので大変便利なのだが、道路に関しては不便の塊で構成されている船橋市においては虚しいだけである。

団地内の一般的な道路

公団が造成した団地と違い、この団地では都市計画道路に組み込まれる予定の道路以外は片側にしか歩道がない。

両側に団地がある場合、片方は歩道として整備し、もう片方は団地住民の通路の様に団地敷地内に歩行者空間が整備されているケースが主だった。

歩道がない側の例

上の写真の様に団地の出入り口側に歩道がない。

私は歩道側から写真を撮っているので向かいに歩道がない事がわかると思う。

歩道となるであろうスペースは駐輪場やゴミ捨て場として当初から計画され、歩行空間はあくまで棟住民の為のスペースとなっている。

団地風景1

団地は主に中層棟で構成され、中心に高層棟と2階建て棟の商店街がある。一部の中層棟は解体され一軒家が建ち並んでいた。

因みにスーパーはリブレ京成だ。アコレやBig-Aよりはかなりいいだろう。葛南だとアルビス前原(UR前原団地)もスーパーはリブレ京成だし、平均的なスーパーだと思う。少なくとも毎日通って苦痛になる事はないだろう。


高層棟(外壁工事中)と商店街

見取り図

この図では全て集合住宅で構成されているが1−1−1付近のブロック一帯は一戸建て住宅に建て替えられている。

地図上部にウィルガーデンという名の緑色で塗り潰された箇所があるが昔はここも集合住宅だった。

岩崎ハイツ

団地見取図で2−1−4となっている所に団地はないがその隣には2−1−4と表示された集合住宅がある。これも船橋グリーンハイツだと思うが、この集合住宅だけ「岩崎ハイツ」という名前がついている。建物まるごと個人か企業が買い取って寮か賃貸マンションにでもしているのだろうか。目の前のテニスコートはグリーンハイツのものである。

船橋バスの面影

団地の端には船橋バスの営業所だった場所がある。現在は船橋新京成バスの回転場所兼休憩場所となっている。

平日は毎時4本休日は一本減って3本。昼の一時期は2本と厳しい面もあるが、グリーンハイツ自体が畑の真ん中の道を行く路線なので健闘している方ではないか。

ここから歩いて金杉台団地へ行く。